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HALFORD

JUDAS PRIESTのヴォーカルとして、彼自身メタル・ゴッドと呼ばれているロブ・ハルフォードのソロ・プロジェクト。ハイトーンヴォーカルの先駆的存在であり、その声域は4オクターブ以上と言われている。1972年にジューダス・プリーストに加入。1974年のデビュー作「ROCKA ROLLA」から1990年の「PAINKILLER」とそれに伴うツアーに至るまで、バンドの象徴的な存在として活躍した。その後ジューダス・プリーストを脱退。 ファイト(FIGHT)を結成。1994年に「WAR OF WARDS」を発表し、プリーストとは違うモダンなスタイルながら好評を得た。 1997年にはTWOを結 成。ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーによるプロデュースでインダストリアル作品の「Voyeurs」を発表。正統的ヘヴィメタルへの回帰を決意したロブは、2000年にハルフォード(HALFORD)名義で「RESURRECTION」を発表。現代的なサウンドに拘りながらもプリースト時代を彷彿とさせる充実の内容で、熱狂的に迎えられた。2002年にはプリーストのメンバーたちと和解を果たし、2003年、ロブの復帰を発表。夏にはヘッドラインツアーを成功させ、2005年2月には待望の「ANGEL OF RETRIBUTION」が発売され、アメリカ、日本、ドイツをはじめとする欧州各国でチャートインするなど健在ぶりを示した。 2005年5月には日本武道館を始め全国7箇所にわたる来日公演を行った。「ハルフォード」としてはロブのジューダス・プリースト復帰に伴い活動を休止したが、2006年にロブのソロ・プロジェクトとして活動を再開。2009年にはJUDAS PRIESTとして名盤『ブリティッシュ・スティール』の完全再現ツアーを行い、LOUD PARK 09にヘッドライナーとして出演。HALFORDとしての活動を再開させた2010年、LOUD PARK 10でロブ自身としては2年連続となる来日を果たす。