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MOTÖRHEAD

75年ロンドンでレミー・キルミスターを中心に結成。サイド・ギタリストとしてエディ“ファスト”クラーク(元ZEUS)が加入し、レミー/エディ/フィルという黄金のトリオが完成する。77年、アルバム「MOTORHEAD」をリリース、バンドは黄金期へと突入。
その後「BOMBER」「ACE OF SPADES」と立て続けに名作をリリース、ライヴ・アルバム「NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH」では遂に全英1位を獲得。その直後に「THE HEAVY METAL HOLOCAUST」というフェスを開催、4万人を動員し、バンドはまさに頂上へと登りつめる。その後多くのメンバーチェンジを繰り返すも「IRON FIST」「ANOTHER PERFECT DAY」「ORGASMATRON」「ROCK'N'ROLL」を発表。アメリカでの基盤も固まっていき、ライヴ・アルバム「NO SLEEP AT ALL」アルバム「1916」を発表後には約9年ぶりの来日公演も実施。「1916」はグラミー賞の最優秀ヘヴィ・メタル部門にノミネートされた。

その後「MARCH OR DIE」「BASTARDS」「SACRIFICE」「OVERNIGHT SENSATION」「SNAKE BITE LOVE」「WE ARE MOTORHEAD」をリリース。バンドは新たな充実期に突入。02年「HAMMERED」をリリース、年末にはBEAST FEAST 02のため来日。改めてその存在感の大きさを見せつけた。04年「INFERNO」発表。

結成30周年を迎えた05年、地元ロンドンのハマースミス・アポロにて記念ライヴを行う。06年の「KISS OF DEATH」リリースを挟んで、その30周年記念ライヴ音源を収録した2枚組ライヴ・アルバム「BETTER MOTORHEAD THAN DEAD – LIVE AT HAMMERSMITH」をサマーソニックで約5年振りの来日を果たすタイミングで投下。そして08年、レミーが「これまででもっともレンジの広いアルバムだ」と断言する最新アルバム「MOTÖRIZER」を発表する。同年8月からは『METAL MASTERS TOUR』と銘打ち、JUDAS PRIEST、HEAVEN AND HELLと一緒にHM/HR界の三巨頭ツアーを全米で開始。

結成35周年を迎えた2010年の秋頃、次なるスタジオ・アルバムのリリースを計画している。また同年末には、レミーの自叙伝的映画、その名も『LEMMY』が公開予定で、現在絶賛製作中の様子。この映画にはオジー・オズボーン、METALLICA、スラッシュ、アリス・クーパー、FOO FIGHTERSのデイヴ・グロールにTHE CLASHのミック・ジョーンズ、プロレスラーのトリプルHら、レミーを慕う超大物も多数登場するとのこと。