MOKOMA

MOKOMA
Mokomaはフィンランドで最も成功したバンドの一つだ。1999年以来、アルバムリリースを続け、 彼らのリリースのほとんどは本国フィンランドのナショナル・チャートで1位となりゴールドアルバムを獲得している。

Mokomaの音楽は、80年代後半、90年代のスラッシュとデスメタルから派生しているが、 それに加えフィンランドの伝統的な音楽のメランコリックさを兼ね備えている。さらに歌詞は 全編フィンランド語で書かれており、作詞を担うMarko Annalaはフィンランドでは名作詞家の一人として数えられている。

バンドは1999年にメジャー契約を結び2枚のアルバムをリリースしたが、思うような結果が残せなかった。 その後メジャーを離れ、彼ら自身の音楽的ルーツをより深く模索した結果、エクストリーム・メタルという手法を得ることとなる。

バンドは再度のメジャーレーベルからのオファーを蹴り、3rd アルバム『Kurimus』(2003)をリリースするために、 SAKARA RECORDSを自ら設立しリリース。アルバムからの最初のシングル曲「Takatalvi」とアルバム『Kurimus』は メタルとしては脅威のヒットとなり、本国チャートのトップ40に入った。

そして2004年リリースとなった『Taman mailman ruhtinaan hovi』(2004)はヒット・チャート最高2位まで登りつめ、 フィニッシュ・メタルのクラシックとなったのである。

バンドは常に向上を目指した結果、彼ら自身の音楽性を進化、深化させ境界線を破ったのだ。バンドはリリースごとに確実に大きく、 そしてその音楽性は確固たるものになってきている。 最新アルバム 『180 astetta』(2012)からは「Kuollut Kuolleempi Kuollein」と 「Valkoista kohinaa」がライヴでフロアを 盛り上げるスマッシュヒットに。一方、メロディアスさが強調されたナンバー「Punamultaa」と「Mokoma」というヒットを生んだ。

バンドのアルバムは主にはフィンランド、そしてスウェーデン、ドイツ、エストニアのみでのリリースとなっている。 しかし日本で未デビューながら2013年5月LOUD & METAL ATTACK supported by FINLAND FEST 出演に抜擢、初来日を果たす。 この時のライヴパフォーマンスがオーディエンスにも高く評価され、この秋LOUD PARK 2013で早くも再来日を果たすこととなる。

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