DOWN

DOWN
フィリップ・アンセルモ ─ lead vocals
ペッパー・キーナン ─ guitar
ボビー・ランドグラフ ─ guitar
ジミー・バウアー ─ drums
パトリック・ブルーダーズ ─ bass

1991年、当時PANTERAのボーカリストであったフィリップと、CORROSION OF CONFORMITYのペッパー、CROWBARのカークとトッド・ストレンジ、そしてEYEHATEGODのジミーによって結成。以前から友人同士であったというこの5人はあえて自分達の名前を出さず、彼らの音楽だけで勝負を挑むべく、ダウンというバンド名のみ表記したデモ音源を制作し、全米に流通する。その凄まじい音像がまず話題になり、実はこのバンドはフィリップを中心としたスーパーグループであったことが明らかになると同時に、世界中からこのバンドへの注目が集まるようになる。
1995年、世界が熱望する中遂にデビュー・アルバム『NOLA』を発表、全米チャート55位を記録し、アメリカではプラチナムを獲得するほどの爆発力をシーンに見せつける。が、その後すぐにメンバーはそれぞれのバンドの活動に戻り、ダウンとしての活動は休止することになる。
1999年に活動を再開、このタイミングでPANTERAのレックス・ブラウンが加入、2002年に2作目となる『DOWN II: A Bustle in Your Hedgerow』を発表、オズフェストのセカンド・ステージで全米をサーキットした後、再び活動休止に。2006年に全米ではワーナー・ブラザーズと、全米以外のテリトリーではRoadrunner Recordsと契約を交わし、2007年に『DOWN III: Over The Under』を発表、2007年までに経験した数々の苦難(バンド・メンバー、ダイムバック・ダレルの死、ハリケーン・カトリーナの災害等)をテーマにした作品で、全米チャート26位を記録、その圧巻の音像で世界を飲み込んでいった。2008年にはLOUD PARK 08出演のため初の来日を実現、その圧倒的なパフォーマンスで日本のメタル・ファンの度肝を抜いた。2010年にはその強靭なパフォーマンスを収録したライヴ作品『Diary Of A Mad Band』を発表。
2011年、レックスがバンドを脱退、変わりにCROWBARのパトリック・ブルーダーを迎え入れツアーを続けていく。翌年には通常のアルバムではなく4枚のEPからなる作品『DOWN IV』の第一弾を発表、大きな話題となったのだが、2013年に突如カークもバンドを脱退、新たにバンドのクルーでもあったボビー・ランドグラフを迎え入れ、2014年、2年振りに第二弾EPを発表する。

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