QUEENSRYCHE

QUEENSRYCHE
1981年にクリス・デガーモ(G)、マイケル・ウィルトン(G)、エディ・ジャクソン(B)、スコット・ロッケンフィールド(Ds)が結成したカヴァー・バンドのTHE MOBに、ジェフ・テイト(Vo)が加入することでQUEENSR?CHEが結成される。1983年にEMIよりミニ・アルバム「QUEENSR?CHE」でデビュー。フル・アルバム「THE WARNING」、「RAGE FOR ORDER」とそれぞれアメリカでゴールド・ディスクを獲得する成功を収め、また日本でもそのサウンドが好評を博し、1984年に初来日公演を敢行している。

そして1988年にリリースされた3rdアルバム「OPERATION:MINDCRIME」は、深遠な内容を誇り、ヘヴィ・メタルのコンセプト・アルバムの代表格の1作とされるほどの人気作となり、このアルバムではじめてプラチナム・アルバムを獲得。続く「EMPIRE」はコンセプト・アルバムではなかったものの、“Silent Lucidity”のヒットも手伝い、バンド史上最も成功したアルバムとなる。しかし、その後バンドは長い低迷期に突入。1997年の「HEAR IN THE NOW FRONTIER」を最後にクリスが脱退し、オリジナル・メンバーの一角が崩れる。その後バンドはケリー・グレイ、マイク・ストーン、パーカー・ラングレンとギタリストを変えながら活動を継続する。2006年には「OPERATION:MINDCRIME II」をリリースし話題となるが、以前ほどの大きな成功を得ることはできなかった。

さらに2012年に入ると、ジェフと他のメンバーの確執が表面化し、ジェフ以外のメンバーは、CRIMSON GLORYで活動していたトッド・ラ・トゥーレと接触。RISING WEST名義での活動を視野に入れ、同時にそれまでのジェフ主導の環境を一掃。そして遂に6月に入りジェフを正式に解雇し、RISING WEST名義での活動を行なっていたバンドは、この編成で新生QUEENSRYCHEとして活動していくことを発表。プロデューサーには「OPERATION:MINDCRIME」と「EMPIRE」のエンジニアを務めたジェイムズ・“ジンボ”・バートンを迎えて、2012年末よりアルバムのレコーディングをはじめ、再びバンド名をタイトルとした「QUEENSRYCHE」を発表する。


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