1972年生まれのデヴィンは、既存の音楽カテゴリーを超越した多作なクリエイターとして広く認知され、ヘヴィ・メタル愛好家たちにはSOILWORKやLAMB OF GOD、BLEEDING THROUGHといったバンドの作品プロデュースを手掛けてきたことでも知られている。
彼は、世を代表する超絶ギタリスト、スティーヴ・ヴァイの『SEX RELIGION』(1993年)への参加で世に出てから現在に至るまで、約30枚にも及ぶ作品を世に送り出してきた。が、その発表名義はさまざまで、90年代半ばからはSTRAPPING YOUNG LADとして活動していたが、2006年には家族との生活を優先させるために同プロジェクトでの動きを停止。しかし彼のディスコグラフィには、THE DEVIN TOWNSEND BAND、DEVIN TOWNSED PROJECT、さらには彼自身のソロ名義での作品も名を連ねており、近年においてもその創作意欲と奇想天外な発想力はとどまるところを知らない。