1990年、スウェーデンのストックホルムでギタリスト兼ヴォーカリストのミカエル・オーカーフェルトを中心に結成、アルバム『オーキッド』(1995)でデビュー。初期はデス・メタルからの影響が色濃く、ミカエルのヴォーカルもデス・ヴォイスを基調としていたが、徐々にプログレッシヴでダークな音楽性へとシフトしていき、世界的な支持を得ている。しかもそれはマニア層に留まることなく、『ゴースト・レヴェリーズ』(2005)が全米チャート64位、『ウォーターシェッド』(2008)が同23位、『ヘリテージ』(2011)と『ペイル・コミュニオン』(2014)が共に同19位と、破竹の勢いでメインストリームの牙城を脅かしていった。そして2016年に発売になった12作目となるスタジオ・アルバム『ソーサレス』では、“女妖術師=ソーサレス”をテーマに、さらに深遠なるプログレッシヴ・メタル・ワールドへと足を踏み入れた。2006年の第1回『ラウド・パーク』フェスで初来日、2015年の日本公演では現代メタル界屈指のライヴ・パフォーマーとしての圧倒的な実力を見せつけた。